紙箱を作ろうとすると
「コストは押さえたい」 「でも高級感は出したい」
とせめぎあいになりがちです。
ちょっとしたところだけど差をつける、箱の裏側の色について案内します。
そもそも箱に良く使う紙「白ボール」
その前に紙のお話から…。
一般に、大量流通している紙箱には 「白ボール」 と呼ばれる種類の紙が多く用いられています。
白ボールの構造は
・表 (白/パルプや上質古紙)
・中 (新聞などの古紙)
・裏 (各種古紙)
の3層に分かれます。
もちろん、表側は白色です。
紙箱の主役「コートボール」紙
ただ、やはり印刷の見栄えはよくしたいもの。
そうした需要のため、表の白色に特殊なコーティング剤を使用している紙があります。 表にコーティング剤が塗布された紙は「コート 白ボール」と呼ばれます。
一方、コーティングを行っていない紙を「ノーコート 白ボール」と呼び方をします。
多くのケースでは 「表面は美しく作成したい!」 と考えますので、コーティング済の コート白ボール が多く使用されます。
単に「コートボール」と表現するときは箱の世界だと「コート 白ボール」の意。
すなわち 「コートボール」 の意味は
・ 表面は白
・ 表面はコーティングが行われている
・ 3層構造
となった紙になります。
紙箱の印刷には、この「コートボール紙」が基本形となっています。
箱の裏が灰色(裏ネズ)
さて、表側にコーティングを施した「コートボール紙」。 裏の色にも選択肢があります。
実はコストを優先して作ると、裏側がグレーの箱になりがちです。 ※ 裏面がグレーの紙は、グレーが鼠色にちかいことから「裏ネズ」などと略した呼び方をすることもあります。
例えば下写真のような色が「裏ネズ」です。
裏側だけグレーになっている様子が伝わるでしょうか。 また「古紙を用いている」という雰囲気も分かるかと思います。 もちろん価格面でも少し安めにお見積りができます。
箱の裏が白色(裏白)
意図的に、裏側にも白を使うこともあります。 裏のあからさまな古紙を隠すために、パルプや上質な古紙を使います。
裏が古紙ままの灰色より、やはり清潔感が出てきます。
この場合の紙は コートボール(裏白) といった表現になります。 化粧品やサプリメントなどは裏白が多いのではないでしょうか。
箱作りが難しそうと思ったときは
と…紙箱づくりにも、目的やコストに応じて無数の選択肢があります。
弊社(丸信)では、箱作りに精通したスタッフが相談をもとに様々な可能性を提示いたします。 つまり、分かりづらい手間を避けながら製作を進めることができます。
お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にてぜひ一度用途などをお聞かせくださいませ。 営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は お問合せ よりご希望をお聞かせくださいませ。
「コストは押さえたい」 「でも高級感は出したい」
とせめぎあいになりがちです。
ちょっとしたところだけど差をつける、箱の裏側の色について案内します。
そもそも箱に良く使う紙「白ボール」
その前に紙のお話から…。
一般に、大量流通している紙箱には 「白ボール」 と呼ばれる種類の紙が多く用いられています。
白ボールの構造は
・表 (白/パルプや上質古紙)
・中 (新聞などの古紙)
・裏 (各種古紙)
の3層に分かれます。
もちろん、表側は白色です。
紙箱の主役「コートボール」紙
ただ、やはり印刷の見栄えはよくしたいもの。
そうした需要のため、表の白色に特殊なコーティング剤を使用している紙があります。 表にコーティング剤が塗布された紙は「コート 白ボール」と呼ばれます。
一方、コーティングを行っていない紙を「ノーコート 白ボール」と呼び方をします。
多くのケースでは 「表面は美しく作成したい!」 と考えますので、コーティング済の コート白ボール が多く使用されます。
単に「コートボール」と表現するときは箱の世界だと「コート 白ボール」の意。
すなわち 「コートボール」 の意味は
・ 表面は白
・ 表面はコーティングが行われている
・ 3層構造
となった紙になります。
紙箱の印刷には、この「コートボール紙」が基本形となっています。
箱の裏が灰色(裏ネズ)
さて、表側にコーティングを施した「コートボール紙」。 裏の色にも選択肢があります。
実はコストを優先して作ると、裏側がグレーの箱になりがちです。 ※ 裏面がグレーの紙は、グレーが鼠色にちかいことから「裏ネズ」などと略した呼び方をすることもあります。
例えば下写真のような色が「裏ネズ」です。
裏側だけグレーになっている様子が伝わるでしょうか。 また「古紙を用いている」という雰囲気も分かるかと思います。 もちろん価格面でも少し安めにお見積りができます。
箱の裏が白色(裏白)
意図的に、裏側にも白を使うこともあります。 裏のあからさまな古紙を隠すために、パルプや上質な古紙を使います。
裏が古紙ままの灰色より、やはり清潔感が出てきます。
この場合の紙は コートボール(裏白) といった表現になります。 化粧品やサプリメントなどは裏白が多いのではないでしょうか。
箱作りが難しそうと思ったときは
と…紙箱づくりにも、目的やコストに応じて無数の選択肢があります。
弊社(丸信)では、箱作りに精通したスタッフが相談をもとに様々な可能性を提示いたします。 つまり、分かりづらい手間を避けながら製作を進めることができます。
お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にてぜひ一度用途などをお聞かせくださいませ。 営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は お問合せ よりご希望をお聞かせくださいませ。
▲底が抜けないならいいですが…
だからこそ
「きちんと相談からできる」
「期待された通りに作成される」
という基本を大切にしてほしいと考えます。
さきほどの「人づくり」に戻りますが…
現在、社内では研修用に60種もの動画を作成しています。
また納品先の業務を体験することも。
発注いただいた方には
安かろう、ではなく、間違いのない品質、で箱を届けられる体制を本気で目指していると思います。
専門知識が多い世界
箱は、専門用語や概念が本当に多いと思います。
だからこそ、初めての方や自信のない方は、一度相談していただくのがオススメです。
お電話 0120-960-254(平日9時~17時) なら様々な箱の相談に応じさせていただきます。
(営業への取りつきでなく、直接相談をお伺いしています)
営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は
見覚えありますよね。
実はこのPOPも、弊社で制作可能です。
(テーブルテント、と呼ばれます)
テーブルテントの展開図
テーブルテントの展開図は
画像で見ると・・・
見て分かる通り、一応は組立が必要です。
ある程度の印刷知識がある方なら
お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にて箱のご相談に応じています。
また、あわせてシール等も色を合わせて印刷・作成をいたします。
営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は
そこで謎の機械です。
この機械では、一定の荷重と回数で摩耗をシミュレーション。
紙と印刷がどの程度摩耗するか調べることができます。
もちろん結果によって、より摩耗に強い加工等をお勧めすることもできるわけです。
(全ての品で試験しているわけではございません)
印刷時の検査
印刷時にもリアルタイムに検査を行っています。
印刷をしながら、同時に印刷物をカメラが補足。
汚れ、油落ち、文字欠けを、印刷と同時に検査しています。
(写真にしづらい個所でしたので…イメージだけでも伝われば!)
オプション:紙面検査
さらに化粧品など、クオリティを重視される箱には
パッケージ専用の検査を行います。
わずかなピンホールや、印刷機からの油なども検知。
高額でも品質が求められる場合に使用します。
(こちらも全ての品で試験しているわけではございません)
(ご希望の場合はお気軽にご相談ください)
最終工程:ブランクス検査装置
汚れやインク飛び・カスレなどを、カメラと高性能コンピューターが自動判定。
品質基準を満たさない不良品を、機械の目で自動で検知&排除してくれます。
最終工程に近い部分で用います。
箱の検査とお問い合わせ
箱は納期も金額もかかるぶん、安易に作り直しがしづらい分野です。
だからこそ幾重にも検査を行って、少しでも万全に近い箱をおつくりしたいのです。
私どもでは お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にて箱のご相談に応じています。
営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は
*
うーん。日本だとどうなのかな、という気もします。
(こういう予測は欧米発のものが多いのです…)
(単に歳を取っただけの可能性もあるのですが!)
パッケージづくりに
意外と長く使うパッケージ。
今年の予測を先取りして、パッケージをリニューアルしてみてはどうでしょう。
お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にて箱のご相談に応じています。
営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は
一方で輸入ワインだと750mlが基本。
720ml用、ぎりぎりのサイズや強度だと、箱が使えない恐れもあります。
ともあれ、好き嫌いがあっても飲み干せないこともない…
そんなちょうどいい量が720~750mlボトルではないでしょうか。
ワインを贈答につかうには
ワインなど洋酒のいいところは、価格が分かりづらいこと。
フランス語やイタリア語だと日本人の大半は読めません。
▲ほとんどわかりません…
そこで、輸入ワインは
「低価格で それなりにみばえのいい 贈答」
という需要にぴったりなんです。
ラベルに
・ A.O.C
・ D.O.C
等が書いてあればそんなに安物には見えません。
※A.O.Cなどは見方を知っている人も多いので…(たぶん)
箱さえあれば贈答に
さて、本題です。
それほど高くないワインを、贈答用に見せるには。
箱に凝りましょう。
720mlまたは750mlボトル、単品だとそっけなさが漂います。
いいワインなんでしょうが…ラベルと瓶だけだとあまり変わり映えしませんね。。
でも…もしもリッチな箱にいれて届けられるとなると
「そこそこの予算で立派そうな贈り物ができる!」
と。
つまり、酒を売る側にとっても大きなポイントとなります。
ギフト用の酒箱を華やかに
箱は、箔押しやエンボスなどがあると効果アップ。
こんな箱に送られてくるなら、きっと良さそうな酒にみえるはず。
中身は、仕切りの入った、A.O.Cの記載が入ったワイン2本入り。
いかがでしょうか。
よさそうな雰囲気が漂うのではないでしょうか。
なかなか他の酒店と差別化ができないという方。
買う側の懐事情、そして見栄につきあわれてはいかがでしょうか。
お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にて箱のご相談に応じています。
営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は
見本や色校正を前に、試行錯誤することも。
化粧箱の完成です。