化粧箱つくる.netで、箱の仕様を入力すると 下のような表示が出てきます。

表面加工

用紙は・・・コートボールについて調べた記事が過去あります。[参照] また、貼合裏紙については [こちら] の記事にまとめました。



さて、次の課題。 表面加工についてです。

水性ニスなどいろいろ並んでいますが、結局何なのでしょうか。



● 水性ニス/

とりあえずの表面加工に。 印刷面に対して水性のニスを塗ります。



特徴として

・黄変しにくい (=経年劣化が目立ちにくい) ・無加工に比べてこすれを防止できる ・ 納期も短め ・ 価格も安め

といった点があります。 (全く加工なし、よりは 水性ニス加工 を入れておくほうが無難…らしいです)





● プレスコート

強いツヤがほしい!、そんなときにおすすめ。



とはいえプレスコート自体、耐摩耗性や耐水性に不安があります。

※弊社では ・耐摩耗性を高めたプレスコート ・耐水性を高めたプレスコート もご用意しています。

箱に光沢がほしい!!、というときにお勧めです。





● フィルムコート

つやのある高級感がほしい時に。



印刷の上にフィルムを重ねます。 ラミネート加工のイメージです。



なにより、高級感すらただよいツヤと摩耗性が特長。 ただ価格としてはやや高めの加工になってしまいます。 納期も少しかかります。





マットフィルムコート

しっとりした手触りがほしい時に。

フィルムコート のツヤ消し版です。 光沢あるフィルムではなく、マット調のフィルムを重ねます。



光沢こそありませんが、しっとりした感触と上品な質感があります。 化粧品や贈答用など、高級なイメージを出したいときにどうぞ。 (ただ価格や納期の面ではあまりやさしくありません…)