ツヤ(光沢)を出す表面加工

印刷した紙をそのまま組み立てても、味気ないものです。 そこで今回は「箱に艶を入れる」加工を紹介してみます。   ニス加工(OPニス)のツヤ   OPニスと呼ばれるニスを使ってツヤを出します。 それほど強い光沢やツヤになはりません。   そのぶんコストも安めです。 一般的な食品パッケージをイメージいただけると近いかと思います。     UVクリアニスのツヤ   UVで硬化する特殊なニスを使います。 かなり強い光沢やツヤがでてきます。     価格も高くはなく、また納期もさほどかかりません。 耐久性に優れているのもポイントです。       プレスコート加工のツヤ   特殊な樹脂をもちいてローラーでプレスします。 そのためまるで鏡面のように仕上がります。     写真のようにとても強い光沢を出せます。     フィルム加工(PP、PET)   PP(ポリプロピレン)、またはPET素材のフィルムを貼り付ける加工です。(ラミネート加工、のイメージでおおよそ間違ってないかと思います) このページで紹介した中でも、特に強い光沢・ツヤを出せます。     手に触れたときの質感や訴求の強さ、という点ではお勧めです。 おもに高額品の箱に使われます。 ただコストの制約が厳しい時は不向きではあります・・・。       お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にて相談に応じています。 営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は お問合せ よりご希望をお聞かせください

№001 スリーブ式キャラメルケースのご紹介

皆さん、こんにちは。 今回は弊社設計チームより、新しいカタチのケースのご紹介をさせていただきます。 弊社にはケースの設計の専門の部門があります。 化粧箱つくる.netには、様々な木型がありますが「こんなのあったら良いのに」と思われるときはありませんか。 そのときは、是非お気軽にお声掛け下さいませ。 設計のプロが、イメージを具現化しオリジナルの化粧箱をご提案させていただきます。 「設計のプロが居るのはわかったけど、実際にはどういう事ができるの?」 そんな疑問を解決する糸口となればと思い、不定期ではありますが私たちのオリジナルの化粧箱の アイデアをご紹介させていただきます。 ご参考になれば幸いです。   本日は、「スリーブ式キャラメルケース」のご紹介です。 blog_mip_001   一見普通のキャラメル式ケースですが、 2パーツによって構成されています。 その為、フタを開いてそのまま中身を引き出すことが可能です。 ケーキなどの出し入れ時、形が崩れやすい商品に便利な構造です。 デメリットは、重たく大きいものや引き出しづらいものには不向きです。   あなたのアイデアのひとつになれば幸いです。      

香典返しの箱をオリジナルに

冠婚葬祭に汎用の紙箱を使うのはちょっと… 他の式場と差別化できないか… 記念になる箱にならないか…   そんなご要望についてご案内。 ところで「冠婚葬祭」といいますが、「冠婚」と「葬祭」を同じ場所でやることってあるのでしょうか。謎です。     冠婚葬祭で使う箱   例えば香典返しに。   喪主からのお返しを添えて。 香典返しにも、オリジナルの文面やデザインを入れる事ができます。 (また弊社の紙箱は可変印刷にも対応しています)   弔問客方々が香典返しにもっともはじめに触れる場所、実は箱です。   箱に心遣いがあるだけで、印象もがらりと変わってきます。     明るくしゃれた香典返しにも   最近は香典返しにも、あかるくモダンな、でもしみじみとしたデザインが多いです。     写真の箱は   ・プレスコート加工   と呼ばれる、強い光沢を出す加工を施しています。   プレスコート加工を入れるだけでも、同じデザインが、もっとオシャレな雰囲気になります。 香典返しに時としてありがちな陳腐さ、安っぽさ、からは距離を置くことができますね。   (また相応に予算を使ったものだろう、と弔問客としても葬儀の意味合いに思いをはせてくれるはず・・・)     と、2例ほど紹介しましたが、専門的でわかりづらいのも箱の世界。   お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にて相談に応じています。 営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は お問合せ よりご希望をお聞かせください  

紙箱の中身と強度

紙箱については 「中身を入れても底が抜けない」 ことが大切になってきます。   そこで、底面の強度(どれくらいの重さに耐えられるか)について説明します。   1 キャラメル箱(サック箱)   よくみるタイプの箱です。 例えば…食品、健康食品や医薬品、お菓子などに使われている箱。 この形状は「キャラメル箱」(サック箱)と表現します。   安いし、大量生産にも向いてます。 ただし、重いものを入れてしまうと、底が抜けてしまいます。     2 ワンタッチ箱   キャラメル箱から少し強度をあげてみます。 底面が少し複雑になってきました。 でも「ワンタッチ箱」の名前通り、組立ては短時間ですみます。 どこかで見た事のある、そんな形だとおもいます。   見かけ通り、多少重いモノを入れても耐えられます。   そんな万能なワンタッチ箱ですが…(キャラメル箱と比べると)やや価格が上がってしまいます。       3 地獄底箱   もっと底面の強度を上げてみます。 こんな形になります。 (地獄底、などと言われます)   写真だと分かりづらいのですが… 地獄底箱の図面はこうなります。   地獄底箱の図面   ワンタッチ箱と比べて、「底面部分のかみ合い方が違う」くらいで解釈すれば 大丈夫かなと思います。   底面の強度はキャラメル箱(サック箱)・ワンタッチ箱よりも高めです。 しかも価格は比較的安く作れます。   とはいえ…微妙に組立が面倒な形でもあります。       結局どれがいいの?   キャラメル箱(サック箱)・ワンタッチ箱・地獄底箱。 どれもぱっと見は同じ箱です。 この写真だと「どれがどの形?」かわかりません。 底面を見ればわかるのでしょうが…。   強度やコストなど、需要に応じて形状を選択します。   とはいえ、紙質だったり、サイズだったり、中身の性質だったり… いろんな要素が形状の選択にからんできます。     自信がないという場合、 お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にて相談に応じています。   営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は お問合せ よりご希望をお聞かせください     意外に奥深い箱の世界、 少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。  

箱のデザインがイメージを伝える

中身は同じでも、箱が変わるとまるで別物のようになってしまいます。 とはいっても・・・具体例がないとわかりづらいですね。   「箱って大事ですよ!」といっても伝わらないクライアントさん相手に。 具体例を出して箱の展開をみていきます。     ティッシュペーパーの箱   「ティッシュペーパー」といわれても、どれも差はなさそうな気がします。 では次の例はどうでしょうか。   ▼明るい。テキスタイルのおかげで高そう。(アスクルより引用) http://www.askul.co.jp/p/1633009/   ▼シック。なんとなく高そう。(アスクルより引用) http://www.askul.co.jp/p/1633152/   はい。 とはいえ…ティッシュペーパーという中身は おそらくあまり変わらないと思います。   でもイメージとして 「これにしたい!」 と思わせる要素が、アプローチ別にあるわけです。   中身はたとえ同じでも、外装だけでもリニューアルできます。 箱のデザイン、少し変えてみるだけでも違う顧客がつくかもしれませんよ。    

貼箱とはいったい?

入社してはや数か月。   webばっかり触ってる人種です。 そしてときおり社内から 「それ貼り箱の写真だから(紙箱の写真じゃないから)載せないで」 というオーダーがあります。   貼り箱とはいったい? 紙箱とは違うの?   いまだにはっきりさせてないので、調べてみました。       貼り箱と紙箱   貼り箱: 木や丈夫な素材で箱をつくり、紙や素材を張り付ける。 スウェードなども貼り付けできる。 オートメーション化しづらい形態も多く、また価格も高い。   紙箱: 印刷した紙を組み立てて箱に仕立てる。 貼り箱にくらべると安価で量産向き。     という違いがあります。   弊社が得意なのは後者の「紙箱」になります。 とはいえ紙箱でも加工や素材によってさまざまな表現ができます。 が、デザインの自由度の高さ、質感や丈夫さ、という点では貼り箱に軍配が上がるようです。     でも貼り箱と紙箱の違いって分かりづらいよね   とはいえ最近はぱっと見で 「これは紙箱だ!」「これは貼り箱だ!」 と見分けがつかないものも増えています。   「あの箱はどちらだろう?」 「***みたいな箱がほしいんだけど」   といったあいまいな内容でも、分かるまでご説明をいたします。 (もちろん私より詳しいベテランスタッフが、です!)   お電話:0120-960-254(平日9時~17時)   までお気軽にご相談ください。
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