パッケージ印刷と流行色
2016-11-17
流行色は決められている
毎年のように
「今年の流行色は○○!!」
とコピーが踊ります。
さて、実はこの流行色。
自然に発生するものではないのです。
実は世界的な組織にて
「この年は、あの色を流行色にしよう」
と定めています。そして通常2年後までは定められています。
というのも「来年流行する色はなに?」という話だけで
とてつもない巨額が動きます。
業界によっては、1年以上前から企画や生産の段取りを整えることも。
以前私が勤めていた、繊維がらみの業界では、今の時期にはもう来年の冬物企画が確定しています。
おそらく繊維や生地を扱う業界は一年前がぎりぎりの時期だと思います。
バイヤーの反応等から発注数を決めて、メーカー側は企画をもとに染色やプリント、原料、製造ライン等を確保。
万単位の生産になると、企画から納品まで数か月はかかります。
もしも発注や生産時に目安が何もないと
「まったく売れない色を大量発注してしまった」
なんて事態になりかねないのです。
だから
「来年はこの色を流行色とする」
と定めておくことで製造側のリスクを減らしたいのです…。
そういう大人の事情が「流行色」には隠されています。
日本に限ると、実は6か月前などにはさらに色が提案されますが、詳細は長いので省略させていただきます。
(具体的な内容は http://www.jafca.org/colortrend/ がわかりやすいかなと。)
箱にも流行色を入れてみる
さて、では直近に必要になりそうな
2017年春夏のプロダクト向けの色を見てみましょう。
→ http://www.jafca.org/colortrend/productsandinterior/2017SS.html
・ 上記URLにある2017年テーマカラー(特に商品の特徴に近いテーマカラー)
・商品コンセプトを表現したカラー
・そして差別化やアクセントのためのカラー
をうまく配置すると、いい感じに、かつ、時代に取り残されていないデザインになるのではないでしょうか。
2色だけでも
たとえば、流行りの色+コンセプト色 で構成してみると案外手に取ってもらえるかも?
かたやパッケージが古臭いと、中身が良くても手に取ってもらえません。
箱を見直してみませんか
そしてもしオリジナルで箱を作り直すのなら
オーダーメイドで箱作成:http://www.order-box.net/
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あたりものぞいてみてください。
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またパッケージのトータルでの提案を作成することも可能です。
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