コンセプトを決める大切さ
2016-11-10
ときおりデザイン物でも
「なりゆきでこの色にしたのかな?」
「かっこいいからこの色にしたのかな?」
と思うときがあります。
コンセプトと色は合っていますか?
商品のターゲットとコンセプト。
この二つすら決めずに進めると、当初目的から外れたものになりがちです。
いつのまにか「なんとなく格好良ければOK」となってしまいます。
そして
発注者「うーん、格好いいけど・・・そういう商品じゃなかったんだよなぁ」
お客さま「うーん、欲しいものと違いそうだなぁ」
と、出来上がった成果物の前に誰も得しない結果になってしまいます。
例えば、クールさと高級感、信頼感などが手に取った瞬間にわかるiPhoneのパッケージ。
少し配色を変えてみましょう。
…これはないですね。
とはいえ「安い」「美味しい」などを訴求する商品ならアリかもしれません。
色のイメージとコンセプト
しかし、現実には上の
「安そうなiPhone」「おいしそうなiPhone」
状態に近いことは起きています。
なんとなく
「これは俺の好みだ」
で決まってしまうパターンです。
たまたまマクドナルドが好きな人がデザインを決めていたら、iPhoneのパッケージもこうなっていたかもしれません。
これではせっかく商品を作った意味がなくなってしまいます。
この場合、上のひどいパッケージで今のようにiPhoneは普及したかは疑問です。
赤色は、インパクトがあり、そして食欲を駆り立てます。そして子供っぽい。
黄色は、胃の調子をよくして、笑いたくなる色です。そして子供っぽい。
赤色と黄色をあわせると
「食欲を刺激する」
配色になります。
(ファミレスチェーン店のロゴを思い出してみてください、多くは赤・オレンジ・黄あたりの色がメインになっています)
マクドナルド好きの人が決めたiPhoneのパッケージでは
iPhoneのコンセプトは伝わることなく、「なんかへんなもの」としてデビューしていたかもしれません。
お客さまの最初の印象は「パッケージ」
第一印象が大切だとはよくいいます。
だからこそ、パッケージの第一印象で
「これはきっと、こういう印象の商品なのだろう」
とお客様は考えてしまいます。
だからこそ物を売ろうとして
・高級感を与えるには、
・アーティスティックな印象を与えるには…
などなど様々な希望があると思います。
熟考されたコンセプトの具現化、
特に第一印象を決めてしまうパッケージ作りは大切です。
弊社は2サイト
・ 経験者向け 箱作りサイト「化粧箱つくる.net」
・ オーダーメイド箱作りサイト「紙箱化粧箱net」
にてお手伝いしています。
できないことはできないときちんと申し上げます。
仕様が分からないという場合でも、ヒアリングのうえで策定することもできます。
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