正しい色と記憶色の違い
例えば以下の写真3枚をご覧ください(稚拙なものですが…)



どれが実際に正しい色でしょうか。 おそらく、いちばん現実に近い色は3枚目です。
しかし、多くの場合、記憶している印象は1枚目の写真ではないでしょうか。 「もっと青く静寂な雰囲気だったはずだ」と。
人間の記憶では、「印象に残った色」を強調して記録します。
だから「こんな色ではなかった気がする」という問題が時折おきます。 それはとてもあいまいです。 そして、記憶の中は現物よりも鮮やかに強調されています。 記憶色と呼ばれる所以です。
現物での色をあわせる
印刷の世界では、さらに、 紙や加工方法、ちょっとした要素 ささいなことで色が変わってきます。 上の写真以上に「こんな色かな?」と悩まさせられます。
色の見本があっても、必ずしも同じ色に調整できるわけではありません。 本当に些末な要素で変わってくるからです。
しかし現在、弊社では 箱もラベルも、そしてPOPも色をあわせて印刷をできる体制としています。 同じ敷地にある自社工場で印刷しているからこそできる技です。 なかなかトータルでのイメージが合わないと嘆かれている方、 ぜひご検討ください。
例えば… 下のイメージのように「ラベル」や「箱」の色も同じにしたい!! そんな要望にもお応えできます。ぜひ一度ご検討ください。(リンク先は新酒包装についての案内です)
