googleがイメージした車の自動運転
2016-08-03
車の自動運転がやけににぎやかです。
2016年時点では、前にいる車へついていく、レーンを保つ、といったものですが…そもそもなぜ巨額の投資が動いているか、少し調べてみました。
自動車メーカーでないgoogleの投資
トヨタやVWなど自動車メーカーが、競争力のために自動運転を研究するのは当たり前ですが。
最近はgoogleなどのソフトウェア企業が開発や投資を繰り返しています。
でもgoogleなどは自動車の製造ができるわけではありません。
(実際にgoogleもフィアット系列との提携を発表しています)
さて、googleが自動運転の実現を目指しているのはなぜなのでしょうか。
そこには夢物語とも思えるビジネスモデルがありました。
情報をサポートするための車
googleが目標としているのは「ドライバーは何もしなくてもよい自動運転」にあるようです。
でもそれだけではgoogleには1円も入りません。
googleがイメージしている将来は
・「googleの情報を使って、移動先を選ぶ」
・「googleの情報を車に組み込む」
・「googleの情報をもとに、みんなが移動する」
・「googleの情報をもとに、(渋滞や環境も考えて)最適なルートで車を動かす」
・「googleの情報をもとに、目的地に到着する」
というもののようです。
もしこれが実現すれば、車にかかわるすべてにgoogleが関与しているわけです。
どちらかというと、「googleの情報を使うために車を自動で動かす」ものになりそうです。
googleの自動運転が実現するとどうなるか
googleの考える自動運転が実現すると
「googleでおしゃれなレストランを探す」
「googleで車を呼ぶ」
(シェアリングされた車は自動で迎えにやってくる)
「googleで車をレストランへと動かす」
「googleで予約したコースがレストランで提供される」
という夢物語のような世界になる…そうです。
「googleで」の文言を外せばかつてみた21世紀のようです。
ただ…そこまでgoogleに全てをゆだねる社会というのも怖い気はしますね。