ときおりデザイン物でも 「なりゆきでこの色にしたのかな?」 「かっこいいからこの色にしたのかな?」 と思うときがあります。     コンセプトと色は合っていますか?   商品のターゲットとコンセプト。 この二つすら決めずに進めると、当初目的から外れたものになりがちです。 いつのまにか「なんとなく格好良ければOK」となってしまいます。   そして   発注者「うーん、格好いいけど・・・そういう商品じゃなかったんだよなぁ」 お客さま「うーん、欲しいものと違いそうだなぁ」   と、出来上がった成果物の前に誰も得しない結果になってしまいます。       例えば、クールさと高級感、信頼感などが手に取った瞬間にわかるiPhoneのパッケージ。 少し配色を変えてみましょう。   iphonecheap   …これはないですね。 とはいえ「安い」「美味しい」などを訴求する商品ならアリかもしれません。     色のイメージとコンセプト しかし、現実には上の 「安そうなiPhone」「おいしそうなiPhone」 状態に近いことは起きています。   なんとなく 「これは俺の好みだ」 で決まってしまうパターンです。   たまたまマクドナルドが好きな人がデザインを決めていたら、iPhoneのパッケージもこうなっていたかもしれません。 これではせっかく商品を作った意味がなくなってしまいます。   この場合、上のひどいパッケージで今のようにiPhoneは普及したかは疑問です。   赤色は、インパクトがあり、そして食欲を駆り立てます。そして子供っぽい。 黄色は、胃の調子をよくして、笑いたくなる色です。そして子供っぽい。   赤色と黄色をあわせると 「食欲を刺激する」 配色になります。   (ファミレスチェーン店のロゴを思い出してみてください、多くは赤・オレンジ・黄あたりの色がメインになっています)     マクドナルド好きの人が決めたiPhoneのパッケージでは iPhoneのコンセプトは伝わることなく、「なんかへんなもの」としてデビューしていたかもしれません。       お客さまの最初の印象は「パッケージ」   第一印象が大切だとはよくいいます。 だからこそ、パッケージの第一印象で 「これはきっと、こういう印象の商品なのだろう」 とお客様は考えてしまいます。   だからこそ物を売ろうとして   ・高級感を与えるには、 ・アーティスティックな印象を与えるには…   などなど様々な希望があると思います。   熟考されたコンセプトの具現化、 特に第一印象を決めてしまうパッケージ作りは大切です。   弊社は2サイト ・ 経験者向け 箱作りサイト「化粧箱つくる.net」 ・ オーダーメイド箱作りサイト「紙箱化粧箱net」 にてお手伝いしています。     できないことはできないときちんと申し上げます。 仕様が分からないという場合でも、ヒアリングのうえで策定することもできます。   ぜひ一度、お気軽にお問合せください。 無料でご相談に応えさせていただきます。