「正しい色」で納品する
2016-08-31
印刷では「色がイメージと違う」といわれる事がままあります。
そのあたりのお話を少ししてみます。
正しい色と記憶色の違い
例えば以下の写真3枚をご覧ください(稚拙なものですが…)
どれが実際に正しい色でしょうか。
おそらく、いちばん現実に近い色は3枚目です。
しかし、多くの場合、記憶している印象は1枚目の写真ではないでしょうか。
「もっと青く静寂な雰囲気だったはずだ」と。
人間の記憶では、「印象に残った色」を強調して記録します。
だから「こんな色ではなかった気がする」という問題が時折おきます。
それはとてもあいまいです。
そして、記憶の中は現物よりも鮮やかに強調されています。
記憶色と呼ばれる所以です。
現物での色をあわせる
印刷の世界では、さらに、
紙や加工方法、ちょっとした要素
ささいなことで色が変わってきます。
上の写真以上に「こんな色かな?」と悩まさせられます。
色の見本があっても、必ずしも同じ色に調整できるわけではありません。
本当に些末な要素で変わってくるからです。
しかし現在、弊社では
箱もラベルも、そしてPOPも色をあわせて印刷をできる体制としています。
同じ敷地にある自社工場で印刷しているからこそできる技です。
なかなかトータルでのイメージが合わないと嘆かれている方、
ぜひご検討ください。
例えば…
下のイメージのように「ラベル」や「箱」の色も同じにしたい!!
そんな要望にもお応えできます。ぜひ一度ご検討ください。(リンク先は新酒包装についての案内です)