化粧箱を印刷する:木型(抜き型)
2016-06-15
化粧箱、というよりパッケージの印刷は、紙に刷るだけでは終わりません。
筆者もせいぜい「表面加工が~」とか「金箔が~」とかそういう話だと思っていました。
化粧箱を印刷する過程を少しご紹介します。
紙に刷っても終わりじゃない
紙に指定のデザインを刷って、必要に応じて加工を入れます。
まだ化粧箱の印刷は終わってません。
こんなものが出てきます。
木型というそうです(「抜き型」といったほうがわかりやすいかも)。
木型(抜き型)って、なにに要るの?
紙箱は
このように、型で抜いておかないと組み立てできません。
だから「紙を切り抜く機械」が必要です。
「紙を切り抜く機械」は、木型(抜き型)どおりに型抜きをしていきます。
形やサイズが変わるたびに違う木型が要るの?
大体はそうみたいです。
だから木型は一点一点オーダーメイドになるそうです。
一つ一つ設計して、木型(抜き型)を作らないといけないのです。
平面的な印刷物よりコストもかかります。
ムダが多そう
そこで…
[化粧箱つくる.net] では弊社が持っている木型をもちいて、紙箱の印刷が行えるようにしました。
見積もりも、その場で自分でできてかんたんです。
適合する木型があるなら、安くて短期間の印刷ができます(たぶん)。
紙箱の印刷を考えている方、ぜひ一度探してみてください。