紙箱の不良品を検査する
2017-02-09
紙箱にも品質を一定に保つ技術が欠かせません。
汚れがあったり、かすれやキズがあったり…
印刷しただけでは「全てが良品」というわけでもないのです。
そんな不良品対策をかんたんにご紹介してみます。
摩耗性の検査
印刷したはいいけれども、どう扱っても剥がれや擦れが起きない、とは言えません。
特に運送中は印刷の耐久性が問われます。
そこで謎の機械です。
この機械では、一定の荷重と回数で摩耗をシミュレーション。
紙と印刷がどの程度摩耗するか調べることができます。
もちろん結果によって、より摩耗に強い加工等をお勧めすることもできるわけです。
(全ての品で試験しているわけではございません)
印刷時の検査
印刷時にもリアルタイムに検査を行っています。
印刷をしながら、同時に印刷物をカメラが補足。
汚れ、油落ち、文字欠けを、印刷と同時に検査しています。
(写真にしづらい個所でしたので…イメージだけでも伝われば!)
オプション:紙面検査
さらに化粧品など、クオリティを重視される箱には
パッケージ専用の検査を行います。
わずかなピンホールや、印刷機からの油なども検知。
高額でも品質が求められる場合に使用します。
(こちらも全ての品で試験しているわけではございません)
(ご希望の場合はお気軽にご相談ください)
最終工程:ブランクス検査装置
汚れやインク飛び・カスレなどを、カメラと高性能コンピューターが自動判定。
品質基準を満たさない不良品を、機械の目で自動で検知&排除してくれます。
最終工程に近い部分で用います。
箱の検査とお問い合わせ
箱は納期も金額もかかるぶん、安易に作り直しがしづらい分野です。
だからこそ幾重にも検査を行って、少しでも万全に近い箱をおつくりしたいのです。
私どもでは お電話 0120-960-254(平日9時~17時) にて箱のご相談に応じています。
営業時間外だったり、「電話が億劫」という方は お問合せ よりご希望をお聞かせくださいませ。