写真、最近ではスマートフォンでも手軽に高画質なものが撮れる時代になりました。 弊社にも「この写真を使って」とスマートフォンで撮られた写真が送られてきます。   でも時々「被写体は灰色なのに、写真は紫色に移っている」というものがあります。 そうした、明らかに写真と物の色が違うとき、試してほしい点を紹介します。     その前に…人間が考える色と、デジカメに映る色   人間の脳は、色をみたままに判断せず 「実際はこんな色だろう」 とよしなに変換しています。   だから、蛍光灯の下でも、夕日の下でも、白いものを見れば 「この物体は白い」 と判断できます。   つまり 目「オレンジ色の光が入ってきた」 ↓ 脳「色はオレンジだけど、実際は白いものだろう」 と判断してくれるわけです。   記憶にも 「あの時見たものは、オレンジ色ではなく白色のもの」 として残ります。 便利です。     でもデジタルカメラのプログラムは、人間の脳を再現できてはいません。 デジタルカメラのメーカーはいろいろなパターンを研究して 「実際はこういう色だが、脳はあの色と認識するだろう」 と判別方法を積み重ねています。   でもプログラムは完ぺきではありません。 誤作動を起こす時もあります。 そして誤作動が起きると「商品は灰色なのに写真では紫色になった」という事態になります。     ホワイトバランス     人間の側で「今はこういう状態だ」と指定するプログラムがだいたいのカメラにはあります。 誤作動が起きている状況では、手動で 「今はこういう状態だ」 と指定したほうが確実です。     カメラではWB(ホワイトバランス)という機能で状態を指定できます。   https://support.apple.com/kb/PH11972?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP   iphoneやipadだと上記のURLに設定方法があります。 ほかにも「機種名 ホワイトバランス 設定」などで検索すれば設定方法が出てくると思います。   設定画面で オート ではなく 選択肢から近いものを指定すればOKです。   これで商品に近い色の写真が撮れるようになります。 (オート、はプログラムで自動判定している設定です。だからときおり色が違います…)     商品の種類によっては「色が明らかに違う」状況はクレームにもつながります。 ご参考くださいませ。   ※わかりやすく書くために多少語弊がある部分があります。ご了承ください。       でもきちんと撮りたいよね   安くもない印刷をするのだから、きちんとした写真で撮ったほうがいい、そうしたお声もございます。   だから当社丸信ではプロカメラマンも在籍。 専用スタジオでの写真撮影も行っています。   クオリティを重視させる方はもちろん、細かいことはわからないし面倒という方も、 お気軽にお問合せくださいませ。